自分では見えない場所に、若返りのヒントが

顔が変わるきっかけって、

意外なところにあったりします。

「後ろ姿のことで悩んでいます！」

そう相談されたことは、今まで一度もありません。

でも、顔の若返りを左右しているのは、

“見えていない後ろ姿”にもあるんです。

私自身、昔は面長に見えるのが悩みでした。

顔が長く見えていたのは、

身体のあちこちのバランスがズレていたから。

身体はガチガチに固まり、

背中は左右で丸まり方が違い、

お腹は右側だけ縮こまり、

姿勢も右に傾いて崩れていました。

ある時、自分では見えない“後ろ姿”にも

意識を向けて、

身体全体のバランスを整えたらどうだろう？

と思ったんです。

顔や身体の前面ばかりに意識が向きすぎて、

背面にはほとんど意識が向いていなかった。

身体全体をちゃんと感じられていなかったことに

気づきました。

背面のバランスを意識しはじめると、

一番変わったのは顔でした。

背中が自然に伸び、肩甲骨や肩の位置が整いはじめ、

顔の余白が狭まり、

「顔が小さくなった！」

「表情が柔らかくなったね」

と言われることが増えたんです。

後ろ姿は自分では見えないけれど、

今の自分がちゃんと表れている場所。

背面には、骨ばん・背骨・ろっ骨・後頭部があり、

そこも動かせるようになると、顔も身体も

より立体的に整います。

むしろ、背面への意識の方が強いくらいで

ちょうどいい。

顔をどうにかしたいと思ったとき、

顔から離れた場所を整える方が、

近道だったりするんです。

もし、これまでのやり方で

変化を感じられなかったなら、

身体のクセやズレから整えていくことで、

自然に若返りがはじまる道があります。

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